【リーマン力】偉人から学ぶ!サラリーマンでも使えそうな七つの戦略

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ひらの
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現代社会は一種の戦場、、、明日も戦いに行く、、、

現代社会は一種の戦場です。

今回は、そんな戦場で生きるサラリーマンが、戦場で生き抜くための戦略を紹介します。

私、平野タツキも現役のサラリーマンです。現代社会という戦場に身を置いて、5年たちました。

この戦場では、人間関係や責任負荷や交渉などいくつもの戦いがあり、その戦いの中で必死に生きてきました。

そんな私が、鈴木博毅著「3000年の叡智を学べる戦略図鑑」から、新人から中堅のサラリーマンでも役に立つ「戦略」を7つ厳選しました。

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今回紹介する戦略をぜひ戦場(会社)でも使って、戦場を上手く生き抜くすべを身に着けていただけたら幸いです!

読んでほしい人

・会社で戦うサラリーマン

1.孫子の兵法

知ってる人は知ってる有名な戦略「孫子の兵法」

この戦略をまとめると「戦って勝つことが最善ではない」という考え方です。

ポイントは3つです。

敵の強みをよけて戦う

相手、ライバルが最も強いとする分野で戦うのをやめましょう。

相手の戦場で戦っても、なかなか勝てませんし、勝てたとしても疲弊します。

剣術の達人に剣で挑んでも勝てません。

相手の強いところを避けて、相手が予想していない部分で勝負しましょう。

戦わずして勝つのが最善の策

そもそも正面から戦ったらこちらも疲弊します。

戦わないのが吉です。

戦わなくても相手が屈服する方法を選びましょう。

相手がライバル企業であれ、上司であれ、まずは戦わないを意識しましょう。

戦わないために、ライバル企業であれば相手の領域に入らないようにしましょう。

戦わないために、上司であれば、怒りのスイッチを事前に把握し、対処しておきましょう。

直接的にぶつかり合うよりも、相手が攻撃してくるための条件を奪いましょう。

勝つために必要なのは武力だけではない

勝つことが目的です。戦うことは目的ではありません。

「武力(技術力、知名度、営業力)」で1対1で戦うのではなく、他の誰かの力を借りて勝てば目的達成です。

この戦場において、1対1の真剣勝負というルールはありません。

同盟やグループの力を利用して、圧倒すれば良いです。

強い敵と戦うとき、スキルや経験ではかなわない場合が多いです。

スキルや経験で戦っても、勝てる見込みは少ないです。

まず、あなたがやることは「相手を分析し、何が強みで何が弱みなのか?」を把握することです。

そして、その分析結果を踏まえて、「戦わないためにどうしたらいいか?」を考えることが重要です。

「不戦勝」を極めましょう。

2.リデルハートの戦略

軍事研究家のベイジル・ヘンリー・リデルハートが第一次世界大戦での経験から生まれた戦略です。

こちらも「孫子の兵法」に似ていていますが、さらに具体的な戦略になっています。

「敵の弱点」や「間接的な無力化」により、力を消耗せずに勝つというのが、この戦略です。

敵の抵抗力をとにかく奪う

敵と認識したモノの抵抗する力(防御力)を奪っていきます。

要は、「何から自分を守ったらよいか?」がわからない状態にしてみます。

人はわかりやすいものがあれば、それに集中し、モチベをあげ、万全を期してきますが、

「目標がわからない状態」だと、どうしたらいいかわからず、個々としても、モチベが下がっていきます。

逆に言うと、「何をやるかわかる状態」があれば、モチベはあげれます。

間接的に、相手の力を奪う

敵と認識したモノをマヒらせる方法です。

お互いにバチバチ戦って勝ったとしても、負けた方はもちろんのこと、勝った方も失うものが多いです。

直接ぶつかるのではなく、敵の動きを鈍らせていくことで、相手の力を削っていきます。

要は、相手の周りから、変えていき、間接的に相手が何もできない状態にしていくという手法ですね。

根回し大切です。

3.テンセントの戦略

中国のインターネット企業「テンセント」の戦略です。

後発でも、ナンバーワンを狙うための戦略です。

波に乗り遅れた人でも、最近入社した新人でも使える戦略となっています。

超越模倣

真似をしながら、元のモノを大きく超越していく戦略です。

ゼロから何かを生み出さなくても、すでにあるものから、マネから始めることができるのが、後発の良いところ。

すでにあるものを徹底的にマネて、そして、アレンジしていけばいいのです。

私自身もブログを最近始めた身です。ようやく30記事書けました。

ブログ書く【実録】サラリーマンブロガーの序盤の挫折について【祝30記事!】

この記事でも書いていますが、「いろんな人から学べるところは、学び、マネをして、アレンジしていく」姿勢でいます。

なのですでにあるいろんな人のブログを徹底的に観察し、マネをし、そして、自分なりにアレンジしています。

顧客分析

テンセントは、実際に新機能をユーザーに使ってもらい、ユーザーがどのように使ってるのか?どのような使い方をするのか?を徹底的に分析しました。

そうして、開発の武器を徹底的に磨いていきました。

皆さんにとって、皆さんが提供するものの顧客、ユーザーは誰になるでしょうか?

一度、新しいアイデアや考えは、表に、ユーザーに提供してみて、その反応をみる。

そして、そこでの反応を今後の活動に生かしていく。

提供、分析、開発を繰り返していくことが、あなたが生み出す商品をより良いものにしていきます。

競合差別化

後発が相手と同じ武器で戦っても、勝てません。

「超越的模倣」で、相手を分析、マネて、アレンジし、「顧客分析」でそのアレンジを磨き上げ、最終的には相手の武器とは異なる武器を持つことが大切です。

剣豪に剣で戦っても、素人では勝てません。銃で勝ちましょう。

先発が持っていない武器、例えば地域性であったり、柔軟さであったりを後発は武器にしてみましょう。

4.ニコロ・マキアヴェリの戦略

イタリア・フィレンツェ共和国で第二書記に抜擢され、外交官として活躍した政治思想家。

書籍『君主論』にて、君主の行動や思想がどのような結果を生み出したかを述べ、そのうえで、権力を握る君主のあるべき姿を提示しました。

会社にて、あるプロジェクトのリーダーを任せられたり、部下を持ったりした際に参考になる戦略です。

正しい目標設定、ゴールを設定する

正しい目標、ゴールを設定しましょう。

あなたが人を指導するとき、人を叱るとき、何を指標としますか?

目標やゴールがないのに、相手を責めるのはお門違いです。

目標やゴールがないところに、指導力は存在しません。

あなたが掲げる目標は、相手にとってプラスであり、「否定できないもの」が望ましいです

部下に正しい行動をしてほしければ、まずは目標を掲げる。

部下の行動が目標からそれていた場合に、指導し、方向を修正することができます。

「目標」が存在するから、「指導力」も存在できます。

やり方を変える勇気をもつ

成功と失敗は、時代や状況、環境との適合によって、決まってきます。

やり方や考え方を固定せずに、柔軟に、状況や時代を読んで対処することが大切です。

「目標」「ゴール」に向かうことが大切であり、「同じやり方を続ける」ことは本質ではありません。

状況が変わったら、勇気をもって過去の生き方を変えましょう。

状況に応じ変化できる人こそ、戦場の勝者になれます。

5.ユリウス・カエサルの戦略

ユリウス・カエサルは紀元前100年生まれのローマの政治家です。

ローマ共和制が制度疲労を起こした時代に生まれ、政敵や周辺部族にローマが脅かされていた難しい外的環境という背景からこの戦略は生まれました。

「難しい状況」を切り抜くための大切な戦略です。

より多くのチャンスに気づき、活用する

難しい状況でも「チャンス」はあります。

この「チャンス」に多く、早く気づき、それを活用することが大切です。

この「チャンス」を逃さないためにやるべきことは「準備」です。

・先に行動し、事前に調べておく。

・必要なものを把握し、用意しておく。

・必ず起きることに対して、対策や対応方法を事前に検討する。

こういった「準備」を怠らないことが、「チャンス」を逃さない秘訣です。

常に「行動」が「思考」を上回る

考えすぎて、動けない。よくあることです。

考えたところで、動かなければ、何も生まれません。

実際に私も、考えすぎた結果、行動に移せないということが多々ありました。

そんなときは「考えながら動く」「動きながら考える」を意識します。

「思考」よりも、「行動」が上回るようにしていきましょう。

1つの専門知識だけでは勝てない

1つの分野のプロでも、この現代社会という戦場では勝てません。

現代社会は複雑です。

1つの分野に長けていても、様々な知識を横断的に捉える能力がなければ、生き抜くことは困難です。

横断的な能力を身につけるためにも、複数の分野の知識(3分野ほど)を手に入れましょう。

「100人にひとりの逸材レベルの能力」が3つあれば、あなたは「100万人にひとりの逸材」になれます。

「チャンス」を逃さないためにも、「100万人にひとりの逸材」になるためにも常に「行動」を意識しましょう。

6.フレッド・クロフォードの戦略 ファイブウエイポジショニング

フランスを拠点とする世界的コンサル会社の副社長のフレッド・クロフォード氏が考えた戦略です。

すべて最高を目指すのではなく、「顧客が求めるバランスに対して」ナンバーワンを目指すことが軸です。

5つに絞る

すべてのビジネスにかかわる要素は、5つあります。

5つの要素

・価格

・サービス

・アクセス

・商品

・経験

これら5つの中で、1つは圧倒的なモノ、他1つは差別化できるものを選び、残り3つで業界水準を目指す。

こうすることで、ビジネスとして何をやらないといけないのかがはっきりし、ビジネスとしての差別化を狙うことができます。

すべてでいい感じでは、何でも屋になってしまいます。

会社で働く場合も、何か一つ圧倒的な武器をもって、あとの能力は標準ぐらいでを目指しましょう。

物理的アクセスと心理的アクセスを意識する

いまはオンラインの時代です。

近くても、遠くても、距離が変わらない時代です。

そもそも近くにいても実際には会えない時代です。

これまでのビジネスでは物理的に距離が近いか?が意識されてきました。

駅に近い方が、お客さんがたくさん来たりと、

何かと物理的なアクセスが意識されてきました。

でも、いまは心理的なアクセスの方が大切です。

距離にない時代においては、オンラインであってもコミュニティ感覚や心理的に負担の少ない方が好まれます。

物理的なアクセスよりも、心理的にアクセスしやすいかどうかが重要になってきました。

みなさまも心理的なアクセスのしやすさを上げることを意識してみましょう。

7.ヘンリー・ミンツバーグの戦略 サファリ

ヘンリー・ミンツバーグ氏は、カナダのマギル大学経営大学院の教授です。

世界的な経営思想家として知られ、古典的な戦略論に疑問符を掲げることで、新たな議論を巻き起こしました。

そんな中で生まれた戦略です。

多数の戦略を分類し、各戦略の違いを理解する

戦略は「5つのP」に分類できます。

それぞれの違いを知っておき、いざというときに適切なものを使用することが大切です。

5つのP

・プラン・・・計画を立てることが戦略

・パターン・・・成功の繰り返し

・ポジション・・・その市場での立ち位置

・パースペクティブ・・・予測

・プロイ・・・策略

行動する

行動しないと真の戦略は出てきません。

行動しないとわからないこともたくさんります。

戦略から行動を始めて、行動から優れた戦略を導き出せます。

考えて、考えて、考えて、考えてだけの戦略では、何も生まれてきません。

行動する、考える、また行動する。

それにより生み出される戦略が、あなたの目標を達成してくれます。

まず、行動しましょう。

まとめ

今回は七つの戦略を紹介しました。

紹介した戦略以外の戦略に関しても書かれていますので、気になる方はぜひ、本書を読んでみてください!

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今回紹介した中で特に大事な部分はこの3つです。

重要ポイント!!

① 戦わない ー直接、対決せずに、間接的に、勝つー

② 徹底的に調べる ー事象を分解、分析、徹底的にパクっていくー

③ 行動する ー勇気をもって、思考を上回る行動をするー

社会は戦場です。

その戦場で生き抜くすべとして、今回紹介したことを意識して、明日からの戦場も生き抜いていきましょう。

今回も、ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

引き続きよろしくお願いします!

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