こんにちは、平野タツキです。出身は関西で、今は北海道でサラリーマンしています。
北海道札幌市に暮らして、約1年経ちました。
北海道で働きながら、休みの日に北海道の市町村を巡り、いまで179市町村中163市町村制覇。
気持ちいい夏も過酷な冬も乗り越えて、いま2度目の北海道の冬を体感中。
引っ越ししてきて、1ヶ月目の頃よりは、「道民っぽさ」もでてきたんじゃないかな?と思っています。
北海道に転勤してきた「ただの会社員」の最初の1ヶ月
この1年間、そんな北海道で生きてきた中で「ここは本州とは違う!!」と思った点が多々見つかりました。
今回は、「移住してわかった!北海道と本州(関西)のなんか違うこと」を5つ紹介したいと思います!
📙読んでほしい人
・北海道に住んでいる人、住みたい人、好きな人
目次
このゴミ、ゴミステーションに投げといて
問題です。
あなたが、道産子の上司に「この資料、投げて」と言われたとしましょう。
あなたはどうしますか?
Twitterアンケートでも、アンケートをとってみました。
道産子上司に「この資料、投げて」と言われた時の正しい対応は?
— 平野タツキ@北海道サラリーマンの副業ブロガー (@PeraperaTacchan) January 20, 2022
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すこし悩んだかと思います。
正しい対応は、「細断して、捨てる」です。
仮に、資料を丸めて、プロ野球選手の如く、上司に思いっきり投げつけたとしても、、、「投げるって、捨てるっていう意味だったんですね!勉強になりました!」で何とかなるかと思います。(責任は取りません。)
北海道で「ゴミを捨てる」は「ゴミを投げる」です。覚えておいて損はないです。
では、「ゴミステに無断でゴミ投げ禁止」と書かれていたとしましょう。
「ゴミ投げ」は「ゴミ捨て」ということなので「ゴミステに無断でゴミ捨て禁止」になります。
・・・短い文に「ゴミステ」という読みが二回登場してきます。
「ゴミ捨てに無断でゴミ捨て禁止、、、なんかややこしい」になります。
北海道での「ゴミステ」は動詞ではなく、名詞です。
「ゴミステ」は「ゴミステーション」の略で、意味は「ゴミ捨て場」です。
「ゴミ捨て場に無断でゴミを捨てるの禁止」になります。
「ゴミステーション」は、「ゴミを集める施設」ではなく、単に「ゴミ捨て場」です。
覚えておきましょう。
ちなみにですが、札幌市は燃えるゴミ、燃えないゴミはどちらも同じ指定のゴミ袋(黄色い袋)を使用します。
プラ容器やペットボトル等は、どんな袋でもゴミ投げが可能です。
北海道のしゃぶしゃぶはヘルシー
冬は、鍋の季節。
寄せ鍋、キムチ鍋、石狩鍋、鍋が最高の季節です。
お肉をしゃぶしゃぶして食べる「しゃぶしゃぶ」も最高ですよね。
ただ、北海道のしゃぶしゃぶは本州よりもヘルシーです。
北海道では、「豚肉」ではなく「ラム肉」を使用します。
「ラム肉?しゃぶしゃぶ用なんて売ってないんじゃ、、、?」
と思われたかもしれませんが、北海道のスーパーでは「しゃぶしゃぶ用のラム肉」が普通に売られています。
豚肉並みに手軽に、そして豚肉よりも低カロリーで食べれます。
そんな「ラムしゃぶしゃぶ(時短版)」のレシピは、こちらです。
【超簡単!サラリーマン流時短ラムしゃぶ!】
<食材>
・昆布だし・・・大さじ1(種類も量も適当。どうせポン酢につけるので)
・水・・・600ml(しゃぶしゃぶできるぐらいの水量)
・千切りキャベツ・・・1袋(スーパーに売られてる千切りキャベツをそのまま使用)
・ラム肉(しゃぶしゃぶ用)・・・好きなだけ。事前に解凍させても、しなくても良い。
・ポン酢(漬ける用)
〈手順〉
①水600mlに、昆布だしを入れて、火をつけて、沸騰させる。
②沸騰したら、キャベツを入れて、1分程度煮る。
③あとは、ラム肉を入れて、火が通ったら、ポン酢につけて食べる。
仕事終わりで疲れていても、簡単に作れ、尚且つ、ヘルシーです!
こんなに「簡単&健康的」な料理でも、北海道限定です。
北海道に住むことになりましたら、ぜひお試しください。
スーパーに売っている「じゃがいも」と「玉ねぎ」の種類多い気がする
本州のスーパーで、じゃがいもはじゃがいも、玉ねぎは玉ねぎで、一種類ぐらいしかないのかな?という認識でした。
ただ、北海道では、
じゃがいもは、メークイン、北あかり、男爵、インカ、等々
玉ねぎも、北もみじ、北はやて、さらさらレッド、札幌黄、等々
たくさんの種類が並んでいます。
北海道はじゃがいもも玉ねぎも「生産量日本1位」です。
さらに、量だけでなく、種類も多く、それらが普通にスーパーに並んでいます。
「じゃがいも」と「玉ねぎ」だけの棚が存在し、そこに人参やピーマンが入る余地はありません。
ちなみに、「どのじゃがいも、玉ねぎをどの料理に使えばよいか?」をまとめました!参考にどうぞ!
【じゃがいも】
・メークイン:煮崩れしにくいので、カレーやシチューに最適
・男爵いも:煮崩れしやすく、食感はホクホクなので、ポテサラに最適
・きたあかり:北海道流通。甘く、男爵いもよりホクホク。コロッケに最適。
・インカのめざめ:独特な風味と甘みがある。ふかしいもやフライドポテトに最適。
【玉ねぎ】
・北もみじ:道内シェアナンバー1。貯蔵性が極めて高い。生でも加熱して調理してもなんでも合う。
・北はやて:道内で最も早い時期に出荷(8月中旬)。辛み少なく柔らかい。生で食べれる。
・さらさらレッド:空知地方栗山町でのみ生産。血液サラサラ効果が通常の玉ねぎの3倍。色鮮やかなのでサラダ最適。
・札幌黄:日本で最初に栽培された在来種。安定生産が難しく希少性高い。肉質で柔らかく加熱後の甘みが強い。
じゃがいもも玉ねぎも中々本州で見かけることが少ない品種も多々あります。
ぜひ、スーパーで見つけたら、手に取って、本日の料理にお使いください!
セコマ以外のコンビニも北海道感はある
北海道のコンビニと言ったら、即決でセコマ(セイコーマート)でしょう。
下表は、セイコーマートと日本三大コンビニの北海道と全国の店舗数です。
(各社の公式サイトの情報を元に2021年12月時点での店舗数情報を用いて、表を作成しました。)
各コンビニの店舗数 (2021年12月末) |
北海道店舗数 | 全国店舗数 | 比率(北海道/全国)% |
セイコーマート | 1,084 | 1,176 | 92.2% |
セブンイレブン | 1,001 | 21,227 | 4.7% |
ファミリーマート | 240 | 16,597 | 1.4% |
ローソン | 679 | 14,476 | 4.7% |
全国レベルでは、セブンイレブンが全国1位の店舗数ですが、
道内では、日本三大コンビ(ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン)を差し置いて、セコマが道内店舗数1位です。
セコマは全国1,176店舗のうち、1,084店舗が北海道内。92.2%が北海道の店舗という異様な比率です。
もちろん日本最北のコンビニもセコマですし、北海道内の179市町村、離島も人口が4桁以下のところも含めて、すべてにセコマはあります。
セコマなくして北海道はないという感じです。セコマは最強の北海道密着型コンビニです。
ただ、セコマ帝国の北海道において、日本三大コンビニは本州と同様なものをとりあえず売って耐え忍んでいるかと言われればそういうわけでもありません。
三社とも道内店舗数は3桁ありますし、さらにセブンイレブンは道内1位のセコマにあと83店舗と迫ってきています。
また三社とも、「ご当地感のあるもの」を展開してます。
・北海道のお米を使用した、おにぎり
・札幌らーめんや夕張カレーそばなどのご当地グルメ
・北海道産じゃがいものコロッケや美唄や室蘭焼き鳥
・天然水は北海道の水
・日本酒やワインは北海道の地物もあり
「お土産屋さんじゃないと北海道のお土産は買えない!」「セコマじゃないと北海道のものは買えない!」と住むまでは思っていましたが、どうやらそういうわけではないようです。
セコマ以外のコンビニで「北海道」を見つけるのも楽しいです。ぜひ、北海道を訪れた際は、日本三大コンビニにも立ち寄ってみてください。
新しい発見が見つかるかもしれません。
チーム分けは「グー」と「パー」では分かれない
あなたは、チーム分けでじゃんけんをするとき、「グー」「チョキ」「パー」のどれを使って分かれますか?
私(関西)は「グー」と「パー」で分かれていました。
一方で、札幌民が音頭を取って、チーム分けのじゃんけんをするときは、
「グーチーグーチー・・・」、、、チーム分けで聞き慣れない「チー」おそらく「チョキ」の単語が出てきます。
みんなが「グー」か「チョキ」を出している中、私はいつもの流れでおもわず「パー」。
チーム分けは不成立という結果になりました。(その場はそれはそれで盛り上がりました。)
じゃんけんでのチーム分けの最初の掛け声の部分は全国各地いろいろあります。
ただ、「グー」と「チョキ」のパターンがあるのは初めて知りました。
北海道のすべてが「グー」と「チョキ」で分かれるというわけではないそうですが、札幌や旭川では「グー」と「チョキ」が主流です。
北海道流のチーム分けを覚えておいて、使えば、あなたは真の道民になれること間違いなしです。
まとめ
今回は、「移住してわかった!北海道と本州(関西)のなんか違うこと」を5つ紹介しました。
・「ゴミを捨てる」は、「ゴミを投げる」
・しゃぶしゃぶは「ラムしゃぶ」
・スーパーで売られている「じゃがいも」と「たまねぎ」の種類が多い
・セコマ以外のコンビニも北海道感はある
・じゃんけんでのチーム分けは「グー」と「チョキ」
知ってる内容も知らなかった内容もあったかと思います。
すこしでも、「北海道ってこんなところだったんだ!」って知ってもらえれば幸いです!
ぜひ、営業ネタにも使ってみてください!
今回もここまで読んでいただきありがとうございます!
引き続き、よろしくお願いいたします!