【転勤者・移住者向け】北海道札幌市に1年暮らしたサラリーマンが伝える10つの気をつけたいこと

札幌テレビ塔

平野タツキ
平野タツキ

北海道に住む前に知っておきたいことを教えます!

こんにちは、平野タツキです!

元関西出身で最近北海道で暮らし始めた以外は平凡なサラリーマンです!

今回の記事では、

移住者が北海道で暮らす際に気をつけたい10つこと

を紹介します!

こんな人に読んでもらいたい

・これから北海道に住み人、住もうと思っている人、住んでいる人

まず、ここまで読んだ人が思うことを下記に書いてみました。

・北海道って、冬は寒そうだけども、それ以外は特に問題なさそう!

確かに北海道の冬は寒いです。でも、それだけではないです。

この記事を読むと、以下のことがわかります!

  • 北海道は冬以外も、夏や春も対策が必要
  • 運転される方が北海道で運転するときに気をつけないといけないこと
  • 北海道に来る前ににやっておきたいことは?

私自身も「北海道に来る前に知っておけばよかったな~」と思うことが多々あります。

皆様には、事前に知っておいてもらいたいと思い、本記事を書きました。

最後まで読んでいただければ嬉しいです!

北海道(主に札幌)に引っ越す前に知っておきたい10つのこと

1.送料が高く、すぐには届かない

知っての通り、北海道は本州とは陸路でつながっていません。

九州や四国は橋でつながっていますが、北海道へは鉄道用の海底トンネルがあるだけで、本州からのトラック等の運搬はできません。

したがって、空路か、海路がメインになってきます。

沖縄や佐渡島や五島列島などもそうですね。

空路の場合は、素早く届けることができる一方で、サイズや量に限界があり、どうしても、送料がかかってしまいます。

海路の場合は、ある程度のサイズは可能ですが、逆に少量は厳しく、時間もかかってしまします。

なので、北海道では本州では送料無料になるところもならず、注文して、すぐに届くものもすぐに届かない場合があります。

そこを意識して、スーパーの近くに住むなど住む場所や車などの移動手段を検討するなどは事前に考えておきましょう。

モノをネットで購入する場合は、余裕を持って、早めに購入することを心がけましょう。

2.道外にあるチェーン店が、道内にない

「天下一品」「ラーメン来来亭」「ファミレスjoyfull」や「鳥貴族」といった全国的なチェーン店が北海道にはありません。

「天下一品」のこってりが食べたくても、本州に戻らないと食べることができません。10月1日の天一の日にもらった無料券も北海道では使う場所がありません。

「鳥貴族」のミックスジュースが飲みたくても、北海道では飲めません。

北海道に引っ越す前に、北海道にはないけどもあなたが住んでいるところにある「あって当たり前な店」に今のうちに行っておきましょう。

逆に、北海道のコンビニ「セコマ」を代表に、北海道にしかないチェーン店もたくさんあります。

アプリやポイントカードもあるところもあり、そういうのを持っていればお得にお買い物ができます。

本州にはない北海道限定を北海道に住むなら存分にお得に楽しみましょう。

3.花粉症に注意

北海道では、スギやひのき花粉による花粉症の被害が少ないです。

なので、本州でスギやひのき花粉で苦しんでいた人も安心です。。。と、思いきや、北海道ではまた本州とは別の花粉症が猛威をふるっています。

北海道の花粉は下記の2種類です。

・ハンノキ花粉

・シラカンバ花粉(白樺)

この2種類が主に4~6月に飛散します。

飛散量は、本州のスギやヒノキと比べると少ないですが、違う種類の花粉が飛んでいます。

北海道の花粉症もスギ&ヒノキ花粉と同様にくしゃみ、鼻水、目の痒みが生じています。

花粉症な人も、これまで花粉症ではなかった人も花粉症になってしまい、ティッシュが手放さなくなり、寝てるときは鼻が辛く、息苦しい、目も痒くてつらいということになります。

個人差はあるとは思いますが、北海道の花粉も、本州同様やっぱり辛いです。

北海道に来たからといった油断せずに、花粉症対策はしましょう。

4.夏は暑いが、部屋に冷房がない

夏は涼しいイメージのある北海道ですが、近年は夏場でも35℃を超えることがあり、夜は熱帯夜になることもあります。

日本の中で、北海道が一番暑い日も近年ありました。

しかし、あくまで「最近、夏が暑い」ということなので、街が近年の夏に対応していません。

部屋に暖房はあるが冷房がないということが多々あります。

熱帯夜に冷房のない部屋で、寝苦しい日々を過ごすのは辛いです。

部屋探しの時は「冷房の有無」は確認しましょう。

冷房がない部屋の場合は、夏になる前に扇風機を買っておきましょう。

できるだけ音があまりでず、冬も使えるように暖房機能があるものがよいでしょう。

冬の燃料費節約にもなります。

おすすめはこちらです。

ダイソン Dyson Hot+Cool AM09WN ファンヒーター 扇風機 暖房 ホワイト/ニッケル

寝苦しい一時的な夏さえ耐え過ごせば、気持ちい夏と秋が待っています。

5.冬の雪をなめてはいけない

「雪って、幻想的だ、素敵」

「雪合戦とかしてみたい」

まだ雪を知らなかった私は雪が降り、積もるとテンションが上がっていました。

それも、最初だけ。

毎朝、昨晩降った雪を取り除くために早めに起きて、除雪し、雪でぐちゃぐちゃ、がたがたになった道を運転、渋滞も発生します。

また、本州から車を持ってきて引っ越した場合、その車が2駆の場合があります。

冬以外は特に困りませんが、冬に雪が降ると、雪にタイヤがはまり、動けなります(スタック)。

大きな通りは除雪が頻繁に実施されますが、住宅街の中道などは除雪が入らず、道幅はかなり狭く、道は雪でぐちゃぐちゃなため、余計にスタックしやすくなります。

車を本州からそのまま持っていく人は、住むときに冬のことも考えて駐車場を検討し、

「ヘルパー」という脱出用アイテムを準備しておくことをお勧めします。

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車を使わない場合でも、鉄道やバスも大雪により長期間運休になることもあり、あなたの生活に影響を与えます。

実際に2022年2月に札幌圏で集中的に降った雪によりJRやバスが1週間近く運休になるということが2度発生しました。

今後も、どういった異常気象が発生するのか、わかりません。

地下鉄駅の近くか、移動しなくても生活に困らないように近くにスーパーがあるところに住みましょう。

冬の自動車通勤対策に関しては、下記記事で紹介しています。

冬の通勤【雪道通勤】北海道札幌歴1年目の初心者による「雪の日の車通勤」対策

6.冬の寒さをなめてはいけない

冬は雪の他に、言わずもがな、寒さにも気をつけましょう。

0℃はもちろんのこと、-10℃程度になることもあります。

そうなると、車道や歩道が凍結し、アイススケートリングのような状態になります。

毎年、そういった路面凍結による転倒事故やスリップ事故が多発しています。

車の場合は、冬用のタイヤ(スタッドレスタイヤ)と冬用のワイパー、フロントガラス凍結防止剤スプレーを用意しましょう。タイヤやワイパーを購入する場合はサイズに気をつけましょう。

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車を持っていなくても、防滑性能のある靴を買っておきましょう。

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また、水道管凍結による水道管破裂の心配もあります。冬場に長期間不在にする場合は、お住まいに合わせた水抜きを実施して、水道管凍結対策も実施しましょう。

7.スピードの出しすぎに注意

北海道の道は、広くて、そして、まっすぐです。

北へエサヌカ線
エサヌカ線

曲道も少なく、信号もすくない。

スピードを出しやすいというか、思わず出しやすい道です。

でも、北海道だからと言って、法定速度は北海道独自ではなく、全国共通の60キロです。

なんなら、高速道路に関しては、100キロ制限の道が少なく深川ー札幌ー室蘭登別間だけで、70キロや80キロが基本です。

思わずスピードを出してしまいそうな道ですが、法定速度を守って運転しましょう。

周りの人のスピードがすごくはやく、全速力で追い越されたりしますが、気にせずに自分のペースで運転しましょう。

8.わき見運転注意

北海道には、思わず見とれてしまう景色が数多く点在しています。

釧路湿原 細岡展望台から
釧路湿原
オトンルイ
オトンルイ風力発電
ひまわり畑
北竜のひまわり

果てしなく続く海岸線、広大な湿原、美しい湖、牧歌的な風景、花畑。

運転中でも思わず見とれてしまうこともあるでしょう。見とれてしまう景色が北海道にはたくさんあります。

そうして、わき見していると対向車や歩行者、次に紹介する野生動物に接触するリスクがあります。

ながら運転はやめましょう。

思わず見とれてしまう景色があるなら、駐車可能なところで車を停めて、ゆっくり見ましょう。

北海道は急ぐ場所ではないです。立ち止まって良い場所です。

9.野生動物には気を付けよう

北海道は、野生動物が多く生息しています。

特に、エゾジカ、キタキツネ、ヒグマには気をつけましょう。

・エゾジカ

エゾジカ
エゾジカ

どこにでもいます。特に道東に多く生息しています。

特に注意したいのが、運転中です。

突然、飛び出してきます。

突然ではなくても、一度、こちらを確認してから、飛び出してきます。

わき見運転や速度の出しすぎ等でエゾジカに気付かず、避けることができず、接触してしまうという事例が毎年多々あります。

そして、エゾジカにぶつかってしまうと車は廃車になるレベルで損壊します。

鉄道の場合も、シカとの接触で、遅延が発生することも多々あります。

夜間や夕暮れの峠や道東エリアでの運転には気をつけ、スピードの出しすぎやわき見運転は避けましょう。

・キタキツネ

キタキツネ
キタキツネ

街中にも、畑にも、冬でも夏でも生息しています。

キタキツネで注意したいのは「いたずら」と「寄生虫」です。

よく車のワイパーであったり、アンテナをかじられたりします。

北見のキタキツネ牧場では、スマホを奪いにきたりもします。

キタキツネが生息するエリアでは、いたずら対策は施しておきましょう。

また、野生のキタキツネに関しては、エキノコックスという寄生虫に感染している可能性があります。

人がエキノコックスに感染し、それを放置すれば、高い確率で死に至ります。

野生のキタキツネには決して触らないようにしましょう。

・ヒグマ

ヒグマ
登別のクマ牧場のヒグマ

基本的には、山や知床(世界一のヒグマ密度な場所です)にいますが、環境変化により、2021年は札幌市街に現れ、大きな騒動になりました。

山で、山菜狩りやエゾジカ狩りをする際にヒグマに出会い、襲われるということも多々あります。

山で登山や何かしらの活動をする際は、「ヒグマに出会わない」ことを意識しましょう。

素人がヒグマに出会ってしまった時点でどうしようもないです。

具体的な対策は、

・登山道から逸れない

・ひとりで行動しない

・夜間の移動は避ける

・音と匂いを敏感に察知し、獣がいそうと感じたら、ゆっくり立ち去る

です。

様々な野生動物と共存しながら、北海道暮らしを楽しみましょう。

10.食べすぎ注意

北海道は食べ物がおいしすぎます。

海鮮も、新鮮で、質もよく最高です。

肉も、牛肉、鶏肉、豚肉いずれも優れていますし、羊肉(ジンギスカン)も日本一おいしく調理されているエリアです。

野菜も、玉ねぎやじゃがいも、きのこや山菜などは量や質ともに圧倒的です。

加えて、お酒も米も良質で、おいしい。

味噌ラーメンやスープカレーなど北海道を代表とするグルメもたくさんあります。

食欲がとまりません。ついつい、食べ過ぎます。

結果として、太ります。

(私も、10キロ太りました。。。)

冬になると雪や凍結により運動がしにくくなり、それでも、食べ物はさらにおいしくなり、その結果、さらに太ります。

食べ過ぎに注意しましょう。

仮に太ってしまったら、減量しましょう。私は、実際に10キロの減量に成功しました。

人それぞれのダイエット方法があるとは思うので、ここでは詳しくは紹介しませんが、

私の減量の方法で一つだけ言うとしたら、「体重計に毎日乗り、記録する」ことがかなり効果があります。

人は、目に見える数値があると何をしたらよいか?すべきか?が明確になってきます。

私も10キロ太るまで10キロも太ったことに気が付きませんでした。

でも、記録するようになってから、「もうすこし運動するか、、、」と意識するようになりました。

また、体重が減ってきているということをグラフで目で理解することもでき、モチベに繋がります。

「運動しよう」「食べる量減らそう」とする前に「計測、記録する」ことから始めてみましょう。

「計測できて、自動で記録できる」機能がある体重計がオススメです。

オムロン 体重体組成計 カラダスキャン HBF-255T

まとめ

今回は、北海道に来る前に知っておきたい気をつけたい10つのことを紹介しました。

  1. 送料が高く、すぐには届かない
  2. 道外にあるチェーン店が、道内にない
  3. 花粉症に注意
  4. 夏は暑いが、部屋に冷房がない
  5. 冬の雪をなめてはいけない
  6. 冬の寒さをなめてはいけない
  7. スピードの出しすぎに注意
  8. わき見運転注意
  9. 野生動物には気を付けよう
  10. 食べすぎ注意

気をつけたいことを紹介しながらも、「北海道の独特さ」や「見とれてしまう景色の良さ」、「生物の多様さ」、「食べ物のおいしさ」をさりげなく紹介しました。

北海道は試される大地です。北海道は魅力的な場所です。本州では味わえない経験がここにはあります。

ぜひ、北海道への移住を検討してみてはいかがでしょうか?

今回も、ここまで読んでいただき誠にありがとうございます!

今後も引き続きよろしくお願いいたします!

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