私が実際に行ってみて、心がときめいた北海道の車窓を紹介します!
こんにちは、平野タツキです!
元関西出身で最近北海道で暮らし始めた以外は平凡なサラリーマンです!
今回の記事では、
北海道鉄道旅の絶景車窓5選
を紹介します!
まず、ここまで読んだ人が思うことを下記に書いてみました。
・移動に時間を使いたくない。早く目的地に行きたい。
そう思うのもわかります。
なので、今回はおすすめな路線紹介の他にも移動を楽しむ極意や楽しむための道具も紹介します。
✅今回の記事でわかること
- 北海道のどこで鉄道旅しよう?旅先候補を提供します。
- 移動が楽しくなる知識を得て、旅の満足度が上がります。
- 鉄道での移動を楽しくするアイテム情報を提供します。
この記事が、皆様の人生が好転するきっかけになれば幸いですし、何よりも、北海道の鉄道を応援したいと思ってます。
なので、最後まで読んでいただければ嬉しいです!
目次
北海道絶景車窓5選
今回紹介する車窓の前提条件は下記になります。
- 2022年3月時点で現存している路線
- 2022年3月までに私自身が一度は行ったことのある路線
- ひとり、もしくは2人など少人数での旅を想定
また、旅行時点での自治体の情報や天候などには留意しながら、旅の参考にしていただければ幸いです。
1.小樽ー銭函(函館本線)
一番の絶景ポイントは、石狩湾とその対岸の山脈です。青い海と対岸の山並みのコントラストが良いです。
特に空気が澄んでいて、山に雪が積もっている良く晴れた冬がオススメです。
小樽ー銭函間は札幌からでも、1時間もかからない場所にあり、気軽に行くことができるのもおすすめポイントです。
気軽さがゆえに、札幌市民にとっては逃避行感が薄れてしまうのと、混雑路線ではあるのでそれはマイナスポイントです。
ひとりでの鉄道旅に慣れていない初心者向けに最適な路線かと思います。
2.八雲ー大沼(函館本線)
このルートは、絶景ポイントが2つあります。
まず、八雲から森間の噴火湾の景色。すこし標高の高いところを列車が走るので、海を見下ろす形になります。
天気が良くて、空気が澄んでいたら、対岸にまるで富士山のような「羊蹄山」も見ることができます。
そして、森から大沼間では、雄大な北海道駒ヶ岳が姿を現し、最後に大沼を突っ切ります。
海と山を楽しめる路線です。
函館行であれば、「いまから函館に向かうんだ」というワクワク感も加わり、長い移動も一瞬に感じてしまいます。
3.釧路ー厚内(根室本線)
根室本線の釧路ー厚内感の絶景ポイントは果てしなく長くまっすぐな海岸線です。
50㎞ほど、ずっと海です。
そして、広がる太平洋、完全なる水平線を横目に1時間程度走り続けます。
こんなにも長くまっすぐな海岸線は中々ないことでしょう。
遠く釧路方向に見えてくる工場地帯と今、自分がいる何もない場所の取り合わせが、荒廃した世界を旅している感覚を引き起こし、異世界を感じさせます。
逃避行に最適な路線です。
4.知床斜里ー網走(釧網線)
車窓から眺めることができるオホーツクの海が、感動的です。
オホーツク沿いを走る電車は、日本にはここにしかありません。
そして、何よりも冬、特に2月は車窓から流氷を確認することができます。
あまりにも神秘的な光景に見とれて、一瞬で終着駅に着いてしまいます。
海に浮かぶ氷、オホーツクの海、それが見れる路線です。
夏場も、おすすめです。
原生花園といった花が咲き誇る砂丘沿いを通りますので、夏も魅力的な路線です。
乗って、往復するだけでも、旅のメインになれる路線ですので、旅先候補に検討いただければ、幸いです。
5.稚内ー幌延(宗谷本線)
この路線のおすすめポイントは、「サロベツ原野」と「利尻富士」、そして、「日本最北端の雰囲気」です。
「サロベツ原野」は、冷涼な気候環境下に拡がる牧草地で、その広さは大阪市1つ分の大きさです。
北海道稚内市、豊富町、幌延町にまたがる北海道最北の国立公園で、宗谷本線はそこを通ります。
ただただ広く何もない牧草地の奥に見える海に、山が浮かんでいます。それが、利尻富士です。
広大な牧草地と海に浮かぶ山、あまりにも喧騒からほど遠い場所を通る路線が目指す目的地は日本最北の駅「稚内」。
旅の終わりにも、始まりにも相応しいそんな町にある駅です。
この路線は、景色が素晴らしいだけでなく、人生の価値観も変わるような気がする路線です。
「もういやだ、何もかも捨てたい」と思ったら、一度、宗谷本線で稚内を目指してみましょう。
あなたの中で、何かが見つかるかもしれません。
移動を楽しむ極意
旅と人生は同じです。
旅のゴールは、自宅です。
人生のゴールは死です。
その道中に、旅であれば観光地があり、人生であればライフイベントがあります。
そう考えると、人生であれば日常を、旅であれば移動をじっくりと楽しまないと、全体通しての満足感を得ることができません。
目的地で遊ぶのが旅なのではなく、目的地や帰るまでのすべての移動を含め旅です。
移動の満足度を上げること、そして、移動を旅のメインに捉えることが、旅をより良くする方法です。
それでは、そのノウハウを紹介しましょう。
自分の世界に入り込む
旅以外のことは、すべて忘れて、今に集中しましょう。
外の風景を音楽を聴きながら、ぼーっと眺めてり、夜で外が暗かったりしたら、本を読んでみましょう。
家に置いてきた、仕事も悩みも一旦捨てること、そして、別の世界に入り込むことが旅を楽しみ1つの極意です。
旅をしている、今、この瞬間に集中しましょう。
スマホはポケットにしまう
折角、旅をしていても、スマホをずーっと見ていたら意味がありません。
仕事の連絡だったり、SNSだったり、心が乱れるようなこと、現実に戻されるようなことをしていたら旅の利点が活かせません。
スマホはいつでも見れます。列車からの景色は、今この瞬間しか見えません。
スマホは通知を切って、ポケットかカバンにしまいましょう。
画面を見るのではなく、車窓をみましょう。
ゆとりを大事にする
旅も人生も、予定を入れすぎてはいけません。
現実から逃げて、心を落ち着かせる旅なのに、予定を詰めすぎてしまっては、逆に疲弊します。
行先と、時刻表だけ意識して、それ以外はむやみに予定を入れすぎずに、ゆとりのある旅をしましょう。
その時に行けなかった場所は、また、次に来た時に行けばよいです。
応援したい場所、ほんとに好きな場所は何度行っても良いです。
現実からの逃避行のための鉄道旅に必要なモノ
旅を楽しくする心持ちを紹介しました。
次に、旅を楽しくするおすすめアイテム、移動が旅のメインになるオススメアイテムを紹介します。
ワイワイガヤガヤするためのアイテムではなく、心に響く本や漫画を読んでいるときのような人生が好転するような旅にしてくれるアイテムをメインに紹介します。
青春18切符
青春18切符は、JR全線の普通列車の普通車自由席が5回(人)乗り放題になる切符です。
この5回は、連続している日である必要もありません。
利用期間(2022年)は、下記のとおりです。
春季用 2022年3月1日(火)から2022年4月10日(日)まで。
夏季用 2022年7月20日(水)から2022年9月10日(土)まで。
冬季用 2022年12月10日(土)から2023年1月10日(火)まで。
*JR東海のホームページ参考
値段は、12,050円です。
連続している必要はないので、土日や3連休にも使用できますし、2人でも使用可能です。
乗り放題なので、途中下車も可能で、旅の途中で目的地変えることもできちゃいます。
例外除き基本的には普通列車しか乗れませんが、”逃避行旅”には、むしろそれが良いです。
ゆっくりのんびり列車に揺られ、気ままに途中下車できる、そんな旅をしたい方におすすめです。
ちなみに、18切符とありますが、18歳じゃなくても、購入できます。
北海道フリーパス
こちらは、北海道限定の乗り放題切符です。
JR北海道内の在来線特急列車の普通車自由席及びジェイ・アール北海道バス(一部路線を除く)が7日間乗り降り自由なきっぷで、普通車指定席も6回まで利用できます(SL除く)。
青春18とは違い連続する7日間で、1人での使用、北海道限定ですが、利用期間は長く(GW、お盆、年末年始以外)、指定席やバスも乗れます。
お値段は、27,430円です。
まとまった休みの時に、今回紹介した北海道の路線をすべて制覇するときに使えるフリーパスです。
モバイルバッテリー
基本的に、北海道の普通列車やそれ以外のエリアの普通列車の車内に置いて、スマホを充電できるようなところはありません。
「なるべく画面を見ずに、車窓を見ろ」とは言ったものの、いざというときや、位置情報の確認、風景の写真撮影、時刻表の確認、音楽を聴くためにもスマホのバッテリーがなくなるとどうしようもなくなりますし、スマホのバッテリーがないというだけでストレスも感じてしまいます。
モバイルバッテリーは持ち歩くようにしましょう。
AirPodsPro(ノイズキャンセル機能付きイヤホン)
好きな音楽を聴きながら、車窓を眺めるのが私は大好きです。
音楽と旅の高揚が、この移動をさらに充実させます。
また、列車自体の音であったり、乗客の声で必ずしも車内が静かというわけではありません。
その雑音を楽しむのもありですが、その雑音が気になるのであればノイズキャンセル機能のあるイヤホンで、音を遮断するのがオススメです。
ちなみに、私が愛用しているのはAirPodsProで、遮音性、音質ともに優れていますし、仮に紛失しても、スマホを使えば探すことができます。
有名ですが、旅においても、旅をより良くするアイテムですので、紹介しておきます。
デカめのリュック
長旅になりますし、乗り換え時の移動もあります。
乗換駅では、エスカレーターもエレベーターもない場合もあります。
なので、列車旅ではキャリーバックよりも大きめなリュックをオススメしています。
バックパッカーのイメージです。
私の場合は、登山もできそうなリュックで鉄道旅をします。
衣類はすべて入りますし、途中でお土産も入れれますし、旅人感もでてくるので、大きめなリュックがオススメです。
それでも旅に行けない人へ
やはり旅にいきにくい世の中だったり、そうではないにしても、旅する時間も体力もないという人もいるかもしれません。
そこで、応援したい場所へのふるさと納税をおすすめします。
ふるさと納税は実質2000円ほどでできる節税対策(住民税の節税)で、さらに返礼品ももらえます。
この返礼品の還元率が良いものにふるさと納税し、お得に節税するという方法もありますが、
私としては、「応援したい町を応援し、自分の生活も良くなるためのふるさと納税」をおすすめしています。
どこかよくわからない町に納税するのではなく、応援したい町のためになることをしてみてはいかがでしょうか?
この場を借りて、私の方では、今回紹介した路線の沿線の町の中から宗谷本線沿線の「豊富町」のふるさと納税を紹介します。よろしければ、参考に見てみてください!
ちなみに、楽天でのふるさと納税なら楽天ポイントもつきますので、おすすめです。
まとめ
今回は、心落ち着く北海道の列車旅おすすめ路線や旅を楽しむ極意や道具を紹介しました!
いかがでしたでしょうか?
近年、北海道の路線がどんどん廃線廃駅になってきています。
そのたびに沿線の町の活気が失われていきます。
ぜひ、可能な方は、今回紹介した路線に実際に乗ってみてください!
その時は、今回紹介した極意を意識し、道具を使いながら移動を存分に楽しんでください!
厳しい方でも、ふるさと納税など、家でもできる応援をしてみてください!
あなたの行動が町に活気を取り戻します。
以上、今回もここまで読んでいただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!